大会・検定の当日にやることリスト

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本番当日に向けて十分な練習、準備をしてきたのなら、あとは実力通りに力を発揮するだけです。

しかしながら、「本番で100%の力を発揮する」ということは難しいです。経験がある人ならわかるでしょう。本番は練習にはない緊張感を伴いますし、慣れない環境でけん玉をすることによるプレッシャーは練習とは比べ物になりません。

そのような状況においても、”なるべく” 実力通りの力を発揮するためにやることをまとめましたのでご紹介します。

よく寝る

 これが一番大事だと思います。寝不足でけん玉やると本当に成功しないんですよね。寝不足だと以下のような悪影響があります。

・集中力がなくなる
 →1つ1つの動作が雑になってしまう

・平衡感覚(バランス感覚)が狂う
 →普段と力の入れ具合が変わったり、体勢の維持が難しくなる

・体力が低下する
 →普段よりも疲れやすい

上記のような悪影響があれば、けん玉のパフォーマンスが落ち、力を発揮できないことは言うまでもないでしょう。

勉強と同じで、直前(前日)に睡眠時間を削ってまで練習しても大して意味がないです。それどころか、寝不足によるパフォーマンス低下によってむしろ逆効果になる可能性が高いです。

勉強だったら平衡感覚(バランス感覚)が狂ったり、体力が低下してもそれほど影響はないかもしれませんが、けん玉ではそれが死活問題です。

十分な睡眠をとることによって当日ちゃんと力を発揮できるようにすることが大切です。

最後にもう一度言います!よく寝ましょう!

食事は3時間前までに済ます

睡眠よりは重要度は低いですが、食事も大事な要素です。食事を摂ることでけん玉(運動)のためのエネルギーをためられます。午前中に大会や検定がある場合は、しっかりと朝食をとる必要があります。

そして、タイトルにもあるとおり食事は3時間前までに済ませておくことをおススメします。

その理由は、食べ物の消化のために内臓に血液が集まるから、です。
もう少し詳しく説明します。

食事を摂ると、内臓が吸収の準備を始めます。
吸収を効率よくするために、内臓に血液が普段よりも多く集まってきます。
(血液は栄養の運び屋さんですね)

そのため、内臓 “以外” の血液は普段よりも不足してしまいます。

    身体(内臓以外) ⇒ 内臓

に向かって血液が移動していくようなイメージです。

内臓以外の血液が不足すると、以下のようなことが起こります。

・眠くなる

・冷える

・震えやすくなる

眠くなる

血液が不足するということは、栄養だけではなく酸素も不足することになります。血液が酸素を運んでくれるからです。
酸素が脳に十分に行きわたらないと、ぼーっとしやすくなったり、眠くなったりします。

これはけん玉のパフォーマンスに悪影響があります。

冷える

血液が不足すると、冷えやすくなります。身体の末端まで(温かい)血液が十分に行きわたらないからです。

末端が冷えるということは、手が冷えるということです。手が冷えればもちろん、けん玉にのパフォーマンスに悪影響があります。

震えやすくなる

これは「冷える」と起こることですが、身体が冷えるとぶるぶる震えてしまいますよね。それが手で起こるようになります。

緊張のせいで手が震えるのではなく、冷えることによって手が震えることもあります。手が震えていては、練習で成功できている技も決められません。

このような事態を避けるためにも、食事は本番の3時間前までに済ましておきましょう。

3時間前であれば、消化は大体終わっているので、身体中に血液が十分行きわたるようになっています。また、消化した栄養を血液が運んでくれているので、エネルギーもチャージできているでしょう。

食べた直後で「身体が重い…」ということも避けられます。

3時間前が厳しいようであれば、2時間前などでも構いません。それでも直前に食べるよりは効果があります。ただしその場合は消化にいいものを食べることをおススメします。

食事にも気を遣うことで、本番で実力通りの力を発揮しましょう!

水分補給をしっかりする

本番当日は水分をしっかりとっておくことをおススメします。

水分が不足すると、血液が不足します。(血液の一番の主成分はもちろん “水” です)
血液が不足すると、先ほどの食事のところで書いた通り、眠気や冷え、震えなどの影響が出てきてしまいます。

食事をしっかり摂るのと同じく、水分をしっかり摂ることも大切です。

また、専門的な話になりますが、水分を摂ると「胃結腸反射」というものが起きます。(胃結腸反射は食事を摂ることでも起こります)

簡単に言えば、水分を摂ることによって「腸が動きます」。腸が動くと、「副交感神経」というものが優位になります。

自律神経と腸の関係

http://www.ee-life.net/hatena/j_sinkei.html

この「副交感神経」が優位になるというのはつまり、副交感神経というものが、交感神経よりもよく働くということです。

そうすると人間はリラックスした状態になります。リラックスした状態になることで、緊張を和らげることができるので、けん玉のパフォーマンスが向上します。

水を飲むだけで簡単にリラックスした状態に持っていけるのでおススメです。

ただし、冷たすぎる水を飲むのはおススメしません。胃腸の動きが活発になりにくく、また身体が冷えてしまう可能性もあります。できれば温かいもの、それが厳しいようであれば常温の飲み物をおススメします。

「水」でなくてもかまいません。ジュースでもいいです。自分の好きな飲み物を飲むことでストレス緩和にもつながりますし、いい効果が期待できます。

ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインを多く含んでいるものは利尿作用があり、本番直前にトイレに行きたくなってしまったり、体内の水分が逆に減ってしまうことにもつながるので、なるべく避けたほうがいいです。

ですので、結論としては、

・冷たすぎるもの

・カフェインを多く含むもの(コーヒーや緑茶など)

を避ければなんでもいいです。

水分を十分に摂取することで、リラックスした状態で本番に臨めるようにしましょう。

準備運動・ストレッチをしっかりとやる

けん玉はスポーツの一種ですから、当然準備運動は大切です。

準備運動をすると以下の2つの効果が期待されます。

・身体が温まる

・身体が柔らかくなる

まず、身体が温まることで緊張を和らげることができます。先ほど申し上げた通り、身体の「冷え」は緊張や手の震えを生みます。身体を温めることでそれを防ぐことができますので、高いパフォーマンスを発揮できます。

次に、身体が柔らかくなることで、身体全体を使うことができます。けん玉は膝の動きや足首の動きで始動する(技を開始する)ので、特に足の柔軟性が大切です。

(股関節周りは重要ではないですが、膝関節と足首の関節周りはとても重要です。)

すごく雑なイラストを載せます笑

恥ずかしくなるくらいの絵画レベル…ですが、右の「足首の関節が柔らかい」ほうが、赤色の点線の角度が小さいことがわかるかと思います。

足首に加えて、膝関節についても考えると以下のようなイメージのイラストになります。

大体のイメージはつかめたでしょうか…。右の「関節が柔らかい」ほうが、身体全体が地面に近づいていることがわかります。(赤色の矢印の分だけ)

イラストのように、足首や膝の柔軟性が高いと、より地面に近いところで技を始められますし、地面すれすれでキャッチすることもできます。

地面すれすれで穴に入れたりけんに刺したりするのは本来はいいことではありません。フォームが崩れてしまっているからです。

ですが、本番ではどうしても地面すれすれでキャッチするような場面が何回か出てきます。その時に成功できるかどうかは合否や勝ち負けに大きく影響する場合だってあります。

すれすれでキャッチできるようになるには、身体の柔軟性が必要です。しゃがめるだけの足首やひざの柔軟性があれば、成功につながる可能性も上がります。

ですから、準備運動で柔軟性を高めるストレッチなどをしておくことや、日常的にストレッチをしておくことで柔軟性を高めておくことが大事です。

子供のうちは関節が柔らかい人が多いのであまり気にすることはないかもしれませんが、大人の方は身体や関節が固いせいでぎこちないフォームになってしまいがちなので、意識して準備運動。ストレッチをやるようにしましょう。

ただの屈伸でも十分に効果がありますが、おススメの柔軟方法を載せておきます!

完全にしゃがめない人が急増中! 足首柔軟化プログラム

https://tarzanweb.jp/post-189688

膝が硬い? それなら先手必勝でほぐしまくれ!

https://tarzanweb.jp/post-189694

手を温める(ホッカイロ、温かい飲み物を触る)

先ほどお話しした通り、手が冷えると震えてしまったりけん玉を上手く握れなくなったりしてしまいます。

ですから、ホッカイロや温かい飲み物などで手を温めておくことがおススメです。

冬場で屋外にいると手がかじかんでしまいますから、それを防ぐにために手袋をしておくことも大切です。

また、夏場も長時間冷房にあたっていると手が冷えてしまうこともあるので、気を付けましょう。

手を温めることで、手の震えを抑える効果があります。ぜひやってみてください。

緊張する要素を排除する

大会にしろ検定にしろ、本番は緊張してしまいがちな要素がたくさんあります。

・周りの人が見ている

・自分をよく見せようという気持ちが働く

・勝ち負けや合否など、物事の白黒がはっきりつく

・人生を左右するかもしれない重要なイベント

緊張していると焦ってしまい、普段はミスしないなんでもない技をミスしてしまったり、一度のミスが次のミスを呼んでしまったりします。

ここで大切になるのは、
「今」の「自分」に集中することです。

意識が自分以外の何かにあると、集中できないだけでなく、緊張してしまいます。

大会では相手との戦いになりますし、検定ではそれぞれの技との戦いになります

でも、それを気にしすぎても仕方ないです。結局は自分ができることをしっかりとやることです。しっかりやった結果相手がそれを上回る技術を持っていて負けてしまったのなら仕方ないです。

自分の力を発揮できずに負けたら悔しいですが、自分の力を発揮しきれたとしたら満足できると思います。ですので、周りを気にすることなく自分の試技に集中しましょう。

加えて、ミスしたことやこれからの試技について気にするのではなく、今やるべき試技にだけ集中するようにしましょう。

「ああ、さっきもっとこうしていれば成功したのになあ(過去のことを悔やむこと)」とか、「あと5回で3回も成功させないといけないなあ(未来のことを不安に思うこと)」とか、そういうのはすべて試合が終わってから考えることです。

今はもっとやるべきことがあります。

大切なのは、今自分がやるべき1つのことに対して集中することです。過去のことや未来のことは考えず、”今”に集中する。そうすることで緊張感もなくなっていきます。

「ミスしてしまった…」という焦りや、「ミスするかもしれない…」という不安が緊張を生み、ミスを生みます。

そのような状況にならないため、「今できることだけに集中すること」が大切です。

最後まであきらめない

結局最後はあきらめないことが大切です。

精神論かもしれませんが、一度諦めてしまえばその時点で「勝負あり」です。

最後の最後まであきらめずに続ける、ということが大切です。
ひとつひとつの大会や検定であきらめずに頑張った人は、その後の練習や次の大会や検定でもあきらめない人だと思います。

一方で一度あきらめてしまった人は、次も同じようにあきらめてしまうような気がします。つまり、「あきらめグセ」がついてしまう。

もちろん、その「あきらめグセ」を直すことはできると思いますが、そのためには目の前の一つ一つのことをあきらめずにしっかりとやることが大切です。

一つ一つの行動に対する「あきらめない気持ち」が、どんなことに対しても「あきらめずにやり続ける習慣」につながると考えています。

だから大会で自分よりもはるかに強い人と対戦した時や、検定で絶望的な状況になったとしてもあきらめないことです。

最初にあきらめるのは自分です。大会だったら観てくれている家族や友達は「成功してくれ!」と思っているだろうし、検定だったら認定員は「成功してくれ!」と思っています。

あきめなければ、次につながります。もしかしたら奇跡的に成功が続き、勝つことだってできるかもしれません。あきらめてしまったらそのようなチャンスを自分で捨てることになるのです。

だから、精神論だとしても、「あきらめないこと」は非常に大切です。

まとめ

いかがでしたか。大会や検定で実力通りの力を発揮できるような方法を7つ紹介しました。

・よく寝る
・食事は3時間前までに済ます
・水分補給をしっかりする
・準備運動・ストレッチをしっかりとやる
・手を温める(ホッカイロ、温かい飲み物を触る)
・緊張する要素を排除する
・最後まであきらめない

全てを完璧にやる必要はありませんが、どれも簡単にできることですから、ぜひ試してみてください。